「仮想通貨の積立は興味があるけど実際はどうなんだろう…」
「メリットはよく見るけどデメリットが知りたい…」
そんな方も多いのではないでしょうか。
全てのことにメリットとデメリットはあります。
両方ともしっかり把握して、納得してから決断すると良いと思います。
では早速見ていきましょう!
ちなみに、仮想通貨の積立を考えているのであれば、「ビットコインの積立」をおすすめしています。ビットコインの積立がおすすめな理由も解説しています。
タップできる目次
積立投資のデメリット
まず、仮想通貨以外の、一般的な積立投資のデメリットから確認していきましょう。
ビットコインでも株でも投資信託でも、どんな積立投資にもデメリットがあります。
積立投資のデメリット
- 短期で大きな利益をあげることが難しい
- 手数料がかかる
- 元本割れする可能性がある
短期で大きな利益をあげることが難しい
積立投資のデメリットを考えるとき、いつも真っ先に上がってくるのが「短期で大きな利益をあげることが難しい」ということです。
そもそも、積立は長期的なスパンを想定しています。
なぜ長期的なスパンを想定するのかと言うと、長期になればなるほどリスクを低減できるからです。
上の画像は金融庁から引用したものですが、5年保有と20年保有の平均リターンを調査したものです。
5年では元本割れすることもあるもの、20年の保有になるとほぼすべての場合で利益が出ていることが分かると思います。
リスクを低減させる一方で、積立の資金が少なくなりがちなことや、うまい人のトレードと比較すると、大きな利益を上げるのは難しいことになります。
つまり、このデメリットはリスクを低減させることと表裏一体な気がします。
手数料がかかる
自動積立をする場合、様々な手数料がかかることもデメリットです。
例えば、自動積立の運用手数料であったり、原資を都度入金する場合は銀行の振込手数料などがかかります。
自動積立の運用手数料は、手動で毎月購入するなど、工夫すれば0にすることもできますが、その分手間が増えてしまうことになります。
このデメリットは「積立投資の簡単さ」と表裏一体のものですね。
元本割れする可能性がある
このデメリットは積立投資のみならず、どの投資でもいえることです。
よく言われることは「リスク=リターン」であるということです。
普通より利益が出る可能性があれば損をする可能性も同じくらいあります。
元本割れのリスクが怖くて投資が出来ない方は、そもそも投資に向いていないかもしれません。
ここまで一般的な積立投資のデメリットを見てきました。
基本的に、デメリットとメリットは表裏一体です。
自分にとってメリットとデメリットのどちらを優先するか考え、投資をするようにするのが一番です。
ビットコイン積立ならではのデメリット
ここからは、積立投資の対象商品を「ビットコイン(仮想通貨)」に絞った場合のデメリットを考えていきましょう。
他の商品と比較して、ビットコインの積立ならではのデメリットはどんなものがあるのでしょうか。
価値がなくなる可能性が0ではない
最も大きなデメリットが「価値がなくなる可能性が0ではない」ということです。
これは、厳密に考えると株や投資信託などでも同じことが言えます。
ですが、やはりそうなる可能性は仮想通貨が一番高いかもしれませんね。
特に、国単位で規制が作られたら一発アウトになる可能性が大きいです。
現にインドでは保有が禁止になる可能性がありますし、中国ではマイニングや取引が禁止になっています。
ですが、「他の人がまだ受け入れていないもの」であるからこそ、先行投資のメリットを享受できるということも事実でしょう。
このデメリットは「今後の高い成長性」と表裏一体です。
どちらを優先するかはあなた次第です。
ちなみに、現在では世界の経済界の要人によるビットコインに対するポジティブな意見や、世界的企業のビットコインの保有など、以前よりも格段に信頼性を増しつつあります。
ですので、私は特にビットコインに関してはこのようなリスクは少ないのではと考えています。
手数料がそこそこかかる
投資信託などの積立においても手数料はかかりますが、高くても年で1%ほどだと思います。
ですが、ビットコイン(仮想通貨)の場合は、取引所の自動積立を使うと実質的な手数料が数%かかります。
基本的に、仮想通貨の自動積立に対応している取引所の説明では、積立手数料は無料となっています。
実際、積立の手数料は無料なのですが、ビットコインの購入に「スプレッド」という実質的な手数料がかかります。
スプレッドは購入のたびに3%程度、売却のたびに3%程度かかるので合計で6%ほどの費用となります。
積立などでは、年利5%でも好成績とされているのに、6%の手数料がかかるとしたら終わりです。
ですが、ビットコインの場合、リターンの期待値が積立NISAとは全く違います。
なにせ、前回の半減期後から今回の半減期後まで4年間積立てた場合、年利は108%でした。
108%のうちの6%であれば必要経費として考えられるのではないでしょうか。
また、そのビットコインの積立手数料を半額ほどに節約できる裏技もあります。
個人的には、数%の手数料を気にしてビットコインの積立を始めないことが大きな機会損失になるのではないかと思っています。
ビットコイン積立のメリット
ここまでビットコイン積立のデメリットを紹介してきました。
株などの他の投資商品と比較して、未知なところのかなり多く、同じ常識で考えていてはいけない部分が非常に多いです。
一方でビットコインの積立のメリットはこちらです。
ビットコイン積立のメリット
- ものすごく簡単
- 利益の期待値が圧倒的に高い
私も以前は、ビットコインの積立には非常に懐疑的でした。
「ビットコインを積立てればほぼ確実に儲かるのはわかってる。でもそれなら自分でトレードしたほうが儲かるし、そっちの方が楽しい!」
そんなことを考えていましたが、仮想通貨のトレードは全く甘くありません。
初心者は長期的に見たらほぼ確実に負けます。修羅場です。
ですが、積立投資にすれば、多少の手数料はかかるものの、それが全く気にならないくらいのリターンを得られる可能性が高いです。
しかも、特別な技術もいらず、積立の設定をしたら、あとは時間が過ぎるのを待つだけでOKです。
仮想通貨の自動積立が出来る取引所は以下の3つです。
その中でも、元本を毎月自動で口座引落ししてくれるcoincheckがもっとも簡単です。
入金から積立まで完全に自動なので、メンタル的にも一番利益が出せる状態だといえます。
今日ノリで行った投資セミナーで一番ためになった資料。 pic.twitter.com/5ZNUUwcwGP
— あさこ (@nafco355) January 18, 2020
ビットコイン積立が向いている人・向いていない人
いかがだったでしょうか。
投資に100%はありません。
どのような手法にもメリット・デメリットは存在します。
そのメリットとデメリットのどちらを優先するかを考え、自分がビットコインの積立に向いているのか向いていないのかを判断してみましょう!
ビットコイン積立はこんな人におすすめ
- ビットコインの未来を信じている人
- 期待値と手数料を天秤に掛けられる人
- 資産運用に時間を使いたくない人
- 投資をしていることを忘れたい人
こんな人は他の方法を!
- ビットコインには未来がないと思っている人
- 手数料が高すぎて許容できない人
- 自分のテクニックでお金を増やしたい人
- スリルを求めている人
もしビットコインの積立を始めるのであれば、coincheckがおすすめです。
他の取引所と比較して、一番合っているところを選んでくださいね!
※投資は自己責任でよろしくお願いいたします。