ビットコイン積立が圧倒的におすすめな理由を、仮想通貨歴5年の筆者が解説!
本記事では、2017年から仮想通貨を触り続けてきた筆者が、最終的にたどり着いた手法「ビットコインの積立」が圧倒的におすすめな理由を解説していきます。
ビットコインの積立は一見地味で、儲からないと思っている方も少なくないと思いますが、実は十分な利益が期待できるとともに、労力も一切かからないコスパ最強の手法です。
ビットコインの積立に興味がある方は、こちらの記事でメリット・デメリットや失敗例を確認し、将来の利益の糧にしていただければと思います!
タップできる目次
ビットコインの積立がおすすめな理由
ビットコイン積立は非常にメリットが大きいと考えていますが、もちろんデメリットもあります。
メリットとデメリットを比較し、個人的にはメリットの方が圧倒的に大きいと思っていることが、ビットコイン積立をおすすめする理由です。
そもそも、株や投資信託などの積立の場合にも、メリットとデメリットは存在しており、それぞれこのような感じになるでしょう。
積立投資のメリット
- ドルコスト平均法でリスクを軽減できる
- 手間がかからない
積立投資のデメリット
- 短期で大きな利益をあげることが難しい
- 手数料がかかる
- 元本割れする可能性がある
では、積み立てる商品を「ビットコイン」に限定すると、上記に加えてどんなメリット・デメリットがあるでしょうか。
以下のメリットとデメリットについてそれぞれ見ていきましょう。
ビットコイン積立のメリット
- 短期間でもリターンが狙える
- 少額でも大きな利益が期待できる
- リスクをかなり低減できる
ビットコイン積立のデメリット
- 仮想通貨の価値が0になる可能性もある
- 税金が不利
メリット①:短期間でもリターンが狙える
どんなときもリスクとリターンは表裏一体であり、「積立」は元本割れのリスクが低い一方で利益を上げるのに時間がかかるという特徴があります。
ですが、ビットコインの積立の場合は、タイミングさえ考えれば、4年間くらいの比較的短期間でリターンを狙うことが出来ます。
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、ビットコインにおいて4年間とは半減期のサイクルを表します。
ビットコインは、約4年に一度「半減期」を迎えます。
半減期の詳しい説明は、別記事でするとして、本記事では半減期を軸にした「値動きのサイクル」に着目してください。
ビットコインの価格は、半減期の前に停滞し、半減期を迎えた後に約1年間の大幅な上昇トレンドを迎える傾向にあります。
今まで半減期は2012年、2016年、2020年の3回ありましたが、100%でその傾向になっているので驚きです。
ということは、直近の半減期による上昇トレンドが終わったあと、停滞しているうちに3年~4年間コツコツ積立てておくことで、次回の半減期のさらに1年後には大きな利益を手にできている可能性が非常に高いです。
ビットコインの積立は、積立投資の中で、最も短期間で大きなリターンが狙える投資方法なのではないでしょうか。
メリット②:少額でも大きな利益が期待できる
また、ビットコインの積立は、積立投資でありながら、少額でも大きな利益が期待できます。
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こちらの記事では積立NISAとの比較なども行っています。
これは、2018年7月3日から2021年4月30日までの約3年間、毎月1万円分のビットコインを積み立てた場合のシミュレーションです。
月1万円の少額積立にもかかわらず、3年後には190万円ほどの利益を上げられています。
これは、株や投資信託などの積立ではありえないパフォーマンスで、ビットコインならではの圧倒的なメリットと言えると思います。
メリット③:リスクをかなり低減できる
仮想通貨(ビットコイン)と聞くと、値動きが非常に大きく、かなりリスクが高いと思っている方も多いと思います。
実際に、レバレッジをかけたトレードなどをすると、1日で数百万失うなんてことも珍しくありません。
ですが、ドルコスト平均法を用いた積立であれば値動きのリスクは最小限になります。
また、過去の傾向から、利確のタイミングは半減期の約1年後の期待値が高いため、出口のリスクもかなり軽減することが出来ます。
一方、デメリットがあることも忘れてはいけません。
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こちらの記事でも解説していますが、簡単に見ていきましょう。
デメリット①:仮想通貨の価値が0になる可能性もある
仮想通貨の長期投資において、もっとも大きなリスクがこれです。
特に、国単位で規制が作られたら一発アウトになる可能性が大きいです。
現にインドでは保有が禁止になる可能性がありますし、中国ではマイニングや取引が禁止になっています。
ただ、現在では世界の経済界の要人によるビットコインに対するポジティブな意見や、世界的企業のビットコインの保有など、以前よりも格段に信頼性を増しつつあるのも事実です。
将来的に規制される仮想通貨が出てくることはあるものの、「ビットコイン」について言えばその可能性は高くないと個人的には思っています。
デメリット②:税金が不利
2021年の時点で、仮想通貨での利益は「雑所得」に分類されます。
雑所得は、20万円まで非課税ですが、それ以上になると給与所得などの他の所得との合算分に課税されることになります。
その場合、給与との合計金額で税率が決定されます。
それに加えて、住民税も課税されるので注意が必要です。
ちなみに、株などの利益は分離課税で20%の税金しかかからないので、税金から見ると圧倒的に株のほうがお得になります。
一方で、今のお仕事を頑張りまくって年収が4000万円を超えた場合も、税率は45%になります。
ですので、ビットコインの利益の税率だけが高いというわけではなく、株などの税金が安いと考えたほうが良いでしょう。
また、税制については今後様々変化していく可能性が高く、有利になったりさらに不利になったりという可能性も考慮しておく必要があります。
おすすめ理由:メリットがデメリットを上回る
ここまで、ビットコインの積立のメリットとデメリットを見てきました。
個人的には、かなり客観的に考えてもメリットがデメリットを圧倒的に上回っていると考えています。
これが、仮想通貨歴5年の私が「ビットコインの積立」が圧倒的におすすめであると考えている理由になります。
ビットコイン積立で失敗しないためのおすすめ手法
ここからは、ビットコインの積立で失敗しないための注意点と対策を解説していきます。
ビットコイン積立の注意点
- 自分の感覚でトレードしない
- 半減期を迎える前に辞めないほうが良い
人間には欲がつきものです。
毎月コツコツ積立てをしていても、「今回はビットコインが急落したから2か月分買っちゃおう!」とか「割高な気がするから今月買うのはやめるか…」など、自分の感覚でトレードしてしまいかねません。
仮想通貨歴5年の私は、現物やレバレッジ、アルトコインや草コインなど、様々トレードしてきましたが、長期にわたって利益を出すのは非常に困難だと痛感しました。
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ですので、一度積み立てると決めたらルールに従って買い増ししましょう。
また、上で紹介したビットコインのチャートをご覧になって分かるように、「停滞期」でもかなりの暴騰・暴落があります。
半減期を迎える直前まで含み損である可能性もあります。
ですが、過去の傾向から上昇トレンドが始まるのは半減期の少しあとです。
勇気ある撤退も必要になるかもしれませんが、含み損で不安になるからと言って半減期前に撤退するのは、ビットコイン積立のメリットを消してしまうので注意しましょう!
これらの注意点の対策が、取引所の自動積立を設定することです。
入金・積立をすべて自動にするべし
自動積立だと手数料(スプレッド)が数%かかりますが、期待できる利益額を考えると、必要経費として割り切って良いと思います。
必要経費は支払いながら、無駄なところは節約していくというのがおすすめです。
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現在、「自動積立」を設定できるのは以下の3つの取引所です。
その中でも、私が最もおすすめするのがcoincheckです。
その理由は、積立だけではなく「入金」も自動の口座引落しが設定できるからです。
さらに、口座振替費用は無料というところがポイントです。
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こちらの画像は見たことがあるかもしれませんが、投資でパフォーマンスを良くする方法に「投資したことを忘れる」というものがあります。
今日ノリで行った投資セミナーで一番ためになった資料。 pic.twitter.com/5ZNUUwcwGP
— あさこ (@nafco355) January 18, 2020
毎月の入金や積立をすべて自動で行うことで、ビットコインを積み立てていることすら忘れ、半減期のあとに思い出せばメンタル的にも良いでしょう。
coincheck以外の2つの取引所も自動で積立ててくれるというメリットはありますので、未来の積立分をあらかじめ一括で入金しておける人はそちらでもいいかもしれません。
ちなみに、3つの取引所の積立にかかる手数料は、bitFlyerの入金手数料(銀行の振込手数料)を除けば、どれも同じくらいです。
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ビットコインの積立は圧倒的におすすめ!
いかがでしたでしょうか。
巷では、「ビットコインが高くなりすぎて、始めるにはもう遅いよね…」という話もよく聞きます。
トレードで短期的な利益を狙うのであればそうかもしれません。
ですが、次の半減期まで積立てることを考えると、全く遅くないどころか、ベストなタイミングだと考えられます。
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メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、納得のいく選択をしてくださいね!
※投資は自己責任でよろしくお願いします!