「ビットコインの積立に興味はあるけど、原資がほとんどない…」
「まだちょっと怖いけど、試しに少しだけビットコインに投資してみたい…」
普段のイメージから、仮想通貨(ビットコイン)は値動きが大きく、ある種ギャンブル性が高いと思い、投資を避けている方も多いのではないでしょうか。
ですが、ビットコインは大きく値動きしながらも、将来的にはまだまだ右肩上がりの成長を続けていくと考えている人もかなり多いと思います。
プロのトレーダー以外に特におすすめの手法が積立ですが、ビットコインの場合は少額の積立でもかなりの利益になる可能性が高いとよく言われます。
少額の積立で、どれくらいの期待値があるのか、また、少額積立の注意点を本記事で解説していきたいと思います。
ちなみに、仮想通貨の積立を考えているのであれば、「ビットコインの積立」をおすすめしています。ビットコインの積立がおすすめな理由も解説しています。
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ビットコイン積立は少額でも意味があるのか
先ほどから書いている通り、ビットコインに関しては少額の積立でも、かなり意味があると考えます。
他の積立と比較して、ビットコインの積立のパフォーマンスを見ていきましょう。
一般に「積立」と言うと、積立NISAを最初に思い浮かべる人が多いのではないかと思います。
(積立NISAは税制の観点からかなりメリットがあるので、まだやっていない人は絶対やったほうが良いです。)
積立NISAのなかでも正攻法と言われるのが、米国のインデックス「S&P500」に連動する商品です。
S&P500での積立NISAは、長期間積立てれば元本割れするリスクもほぼ0で、それなりの利益を享受することが出来ます。
ちなみに、S&P500に毎月2万円を積立た結果のシミュレーションがこんな感じです。
約3年間で原資の1.5倍弱の資産になっています。
ですが、例えば月2万円の少額の場合、利益額は26万円ほどで、少し物足りないような気もします。
一方で全く同じ期間、月2万円をビットコインに毎月積み立てた場合の結果を見てみましょう。
なんと、約3年後で390万円ほどの利益が出ています。
上で見てきたように、ビットコインの積立は圧倒的なパフォーマンスを出せる可能性が高いと感じます。
もちろん、この先、ビットコインが規制などで大幅な値下がりをするリスクもありますので、そこには注意が必要です。
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月1万の少額積立でも意味がある
上記のシミュレーションが月2万円の積立の場合なので、1万円の少額積立の場合、約3年で190万円ほどの利益が出ることになります。
圧倒的なパフォーマンスだとわかっていただけると思います。
では、月1万円を6年間積み立てた場合はどうなっていると思いますか?
2015年の6月1日から2021年5月31日までの6年間、毎月1万円のみの少額投資をした場合、なんと3000万円以上の利益が出ていた計算になります。
もちろん、「それって結果論ですよね?」と思う方も多いと思います。
確かに2015年からビットコインに投資出来ている人は限りなく少ないのではないでしょうか。
ですが、ビットコインは「半減期」というものを挟んで停滞と上昇のサイクルがあり、再現性は今のところ100%です。
もちろん未来のことはわかりませんが、この傾向が続くと仮定すると再び数年で大きな利益を得られる期待値が高いと考えられます。
そんなビットコインの積立だからこそ、少額でもかなり大きな意味があると考えます。
ビットコインの少額積立で注意すること
では、ビットコインの少額積立をする際、どんなことに注意をすればいいでしょうか。
ビットコイン少額積立の注意点
- 次の半減期(2024年頃)まで積立てること
- 自分の感覚で買い増したり売ったりしない
過去の傾向から最適な期間を考える
上記で少し触れましたが、ビットコインは「半減期」を中心に停滞と上昇のサイクルで値動きしています。
半減期の詳しい内容は他の記事で説明するとして、今回は上のグラフのサイクルを確認しましょう。
2020年5月12日に直近の半減期を迎えてから、ピークまでおよそ10倍ほどの上昇率を見せました。
これは2016年の半減期のあと、30倍ほどの価格になったのと同じ傾向を示しています。
また、ピークを迎えた後は数年間停滞し、次の半減期まで我慢の時間が続きます。
積立の場合はここがポイントです。
ビットコインの我慢の時期のタイミングで、多少の値下がりがあっても動じずにコツコツ積立てることで、次の半減期後の利益を伸ばすことが出来ます。
ですので、次の半減期の1年後(2025年)頃までは、値動きに左右されずに淡々と積立てるのがおすすめです。
1万円以上で入金と積立を自動で行える
また、積立をしている際、一番の敵が自分の欲望です。
「最近はビットコインが高いから、今月は積み立てるのを止めよう」とか「今月は急落したから2か月分買っちゃえ!」など、自分の感覚でトレードするようになってしまうのが一番だめです。
ビットコインのトレードは修羅の世界ですので、長期的に見ると利益を出すのが非常に難しいです。
ですので、値動きに左右されず、淡々と積み立てるのが一番です。
しかし、毎月同じタイミングで入金と購入を繰り返すのは意外と面倒です。
私なんかはおそらく3か月目くらいでフェードアウトしてしまう気がします…。
そんな方におすすめなのがcoincheckの積立を設定することです。
coincheckの積立は、月1万円以上であれば、決まったタイミングで自動で積立てを行ってくれます。
自動積立は、他にもbitFlyerやGMOコインでも設定できるのですが、「自動入金」が設定できるのはcoincheckのみです。
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毎月、自動で口座引落し+積立をしてくれるので、一度設定すればもうなにもする必要はありません。
今日ノリで行った投資セミナーで一番ためになった資料。 pic.twitter.com/5ZNUUwcwGP
— あさこ (@nafco355) January 18, 2020
このように、投資していることを忘れながら、時間が過ぎるのを待てばいいのです。
少額でもOK。適切な積立期間を選ぶのが重要!
ここまで、ビットコインの積立は少額でも意味がある理由を解説してきました。
過去の値動きのサイクルを考え、半減期の少しあとまでの期間、積立を続けることが最も重要なポイントです。
期間にさえ気を付ければ、たとえ少額であっても、ビットコインに積立投資をしていくのは非常に意味があることだと思います!
もちろん、いまからビットコインに手を出すのは全く遅くないと思いますよ。
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また、実はcoincheckなどの自動積立でデメリットと言われるのが「手数料」です。
私は、ビットコインの積立による利益と比較して手数料はかなり少ないので、必要経費として考えています。
必要なところに手数料を支払いながら、無駄な手数料はしっかり節約していく。
これが重要だと思います。気になる方は読んでみてくださいね。
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※投資は自己責任でよろしくお願いします!